犬の手作りごはんを始める前に知っておきたいこと

Eating Puppies 犬の手作りごはん基礎

はじめに

「わんこのごはんを手作りしてあげたい!」と思ったとき、最初はワクワクと同時に「ちゃんとできるかな?」「栄養は足りるのかな?」と不安になりますよね。。。
この記事では、犬の手作りごはんを始める前にぜひ知っておきたいポイントをまとめてみました。難しいお話ではなく、初めての方が安心して一歩を踏み出せる内容にしてみたいと思って書いております。

手作りごはんのメリット

  • 食材を自分で選べる安心感
    → 添加物やアレルゲンを避けやすい

ドライフードは粗悪なお肉や人間だったらちょっと絶対食べないであろうクオリティの素材を使っている場合もあると聞いたこともあります。よく考えられている、良いフードがほとんどであるとは思うのですが、自分で安心・安全な素材を選べるのは手作りのメリットの1つです。

  • 犬の好みに合わせられる
    → 食いつきが良くなる子も多い

犬は同じフードでも飽きない、という動物病院の先生もいらっしゃいますが、実際フードを食べなくなってしまうわんこが多いのも事実で、フードを変えてあげたり、ちょっと温めてあげたり、工夫するとまた食欲が戻ってくることがあります。先代犬の時は本当に食べなくなってしまって、いろいろドライフードを変えてやっとお気に入りを見つけたこともありましたが、二代目のノアは手作りフードを生後半年から取り入れているので、今のところ飽きることなくなんでも食べる子です。

  • 飼い主とのコミュニケーション
    → 「ごはんを作ってあげている」という実感が絆を深めます

これは本当に作ってあげて食べてもらうと感じると思います。自分の作ったごはんをすごい笑顔で食べる愛犬を見ると毎回幸せです。

手作りごはんの注意点

  • 栄養バランスの偏り
    → 肉だけ、野菜だけ、はNG。

基本的に炭水化物:野菜:肉の割合を目で見た分量で1:1~3:1にする感じです。ノアは5 kgちょっとですが、私はお肉の重さを計って1食50g~60gになるようにしています。炭水化物を炊いたご飯にするときはお肉とお野菜を調理した後から混ぜるので、大体バランス的に同じくらいになるように30gくらいにしています。

  • 人間用の調味料は基本NG
    → 塩やしょうゆ、香辛料は使わない。

基本的に味付けはいりませんが、塩分も犬には必要でドッグフードにもある程度入っていると思います。もし手作りのみの場合はたまに耳かきで1杯分のお味噌を入れたり、添加物の入っていない梅干をほんの少量入れる人もいるようです。私はカリカリもあげているので、特に塩分は足しませんが、カルシウムを補うために鰹節や煮干粉を結構頻繁に入れます。キャベツなどに含まれるシュウ酸を体の外に出してくれる効果もありますし、犬はうま味成分はわかるらしいんです。匂いで食欲が増す、ということもあるみたいです。

  • 与えてはいけない食材がある
    → 玉ねぎ・チョコレートなど「犬に危険な食材リスト」を必ずチェックしましょう。

最初は「トッピング」からがおすすめ

いきなりすべてを手作りにする必要はありません。
まずは普段のドッグフードに「ゆでた野菜」「少しのお肉」「お魚」などをトッピングするだけでもOKです。初めてトッピングをした時、ノアの目はキラキラでした✨

→ 詳しくは【ステップ1:トッピングから始める】記事でご紹介します。

続けやすい工夫

  • まとめて作って冷凍保存
  • 作りやすい食材リストを手元に置く
  • 無理せず「できる範囲」で取り入れる

私は週末に何食分か作って半分くらいは冷凍にしています。同じものが続かないように冷凍しておいて他の物を作ってみたり。。。冷蔵でも3~4日は大丈夫ですし、ほぼ毎週末作り置きをしてます。足りなくなったときはパパっと作れるものをその日の分だけ作ることもありますし、忙しいときはカリカリでもいいと思います。毎日絶対完璧なごはんを出そう!と無理をせず、楽しく続けられる範囲でやれたらいいですよね。

まとめ

犬の手作りごはんは、正しい知識があれば飼い主にとっても愛犬にとっても楽しいものになります。まずは小さく始めてみて欲しいです。だんだん楽しくなって来るのではないかと思います。

次回は【ステップ1:トッピングから始める】を詳しくご紹介します。

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