わんこの手作りごはんの始まり③

ノアママのひとりごと

ティムが亡くなったのは言葉にできない喪失感でした。ご経験のある方にはお分かりになるかと思いますが、これは本当に言い尽くせない感情でございました。。。ティムが人生初のペットだったパパもすごく悲しみまして、うちにはしばらくどんよりした空気が漂っておりました。亡くなる前にティムには「またわんこを飼うから生まれ変わって来てね。待ってるから」と何回も言いましたが、いつ戻って来てくれるのかわからないでおりました。。。

いろいろ考えましたが、生まれ変わって来てくれるならうちに来てくれる子がティムに違いない、ということで、その後間もなくノアを迎えました。ティムは私たち2人の最初のわんこだったので、いなくなった後に、あれもできた、これもできた、と後悔もあり、今回はその時できなかったことを全部やってあげたい、と思いました。そのせいもあってノアが来てから手作り食をもっと勉強しよう!と思い、ティムが病気になった時にお世話になった、手作り食アドバイザーの方に連絡をしました。

ティムが超低脂肪食の手作りごはんにしなければならなくなった時、カリカリしかあげていなかった私は右も左もわからず、わんこを飼ってる人たちのインスタでつながっていたペットの手作りごはんを教えている方に連絡を取り、オンラインでレッスンをしてもらっていました。その方に「新しいわんこを迎えることになったのですが、パピーの手作りごはんのクラスはありますか?」とDMを送りました。すると、「パピーから手作りごはんをあげることは可能ですが、半年くらいまではフードで育てて、徐々に少しずつお野菜をトッピングしていって、繊維質に胃腸を慣らす感じがいいですよ」と教えてくださいました。何も知らない私。。。と改めて感じましたが、そんな風に教えてくださる方がいてありがたかったです。

パピーのノアはものすごい食欲で、ふやかしたカリカリをすごい勢いで食べていました。だんだん普通のカリカリにして行きましたが、よく食べてくれました。パピーのうちはほかのおやつはあげないで、間食も同じカリカリでした。その間にいろんなわんこの手作り食の本やウェブサイトを見て勉強していました。

ノアは6カ月になった頃も、何の問題もなくカリカリをあげればあっという間に食べてくれていましたが、ごはんを出した時に最初の頃ほどウキウキしてない感じに気付いていました。そろそろちょっとトッピングから試してみようかな、と思って、本に書いてあった材料をカリカリにちょっと乗せてみました。ミニトマトのみじん切りとゆで卵少々だったのですが、それを置いた時、ノアの目がキラキラキラン!って輝いたんです。食べている間もすごく喜んでいるのが表情で分かりました。わんこは同じドックフードをずっとあげた方がいい、ドライフードが良い、など、犬の食や手作りごはんについてはいろんなご意見がありますが、私が手作りごはんを勉強しよう、とさらに強く思った瞬間でした。

犬は人間とは違って味覚が弱いから同じフードでも飽きない、とおっしゃる方もいます。それはそれで正しいのかと思いますが、先代のティムは病気になるずっと前の若い頃、明らかにごはんに飽きた時期がありました。某有名企業販売のドッグフードをあげていましたが、すごく食欲が落ちて残すようになり、他のドッグフードをあげるとすごい勢いで食べて、でもしばらくすると飽きて、を繰り返した時期が2歳から3歳以降にありました。多分、そのような場合「ドッグフードを変えるから甘えるんだ。おなかが減って諦めて食べるまで同じものをあげればよい」という方もいるかと思います。最初の動物病院の先生はそうおっしゃっていました。でも私はチョイスがないから諦めて食べてもらうよりも、やっぱり喜んで食べて欲しい、と思ってしまいました。わんこの人生(犬生?)は私たちよりずっと短いですし、食も楽しんで欲しいと思って、ティムのお気に入りのドッグフードにたどり着くまでいろいろ試しました。幸い通販で買えるドッグフードでお気に入りのものが見つかり、そちらを主に食べるようになりました。

そのお気に入りフードは何年も飽きずに食べてくれていたのですが、先生にある日、「尿に結晶が見えるから療法食にした方がいい」と言われてその動物病院で販売しているフードに切り替えることになりました。それでお気に入りのフードは食べられなくなってしまい、療法食もあまり美味しくはないようで、あまり嬉しそうには食べてくれなくなりました。それも私たちが後悔していることの1つで、結晶が少し見えただけで症状もでていませんでしたし、好きではない療法食をずっと食べ続ける以外にも方法があったかもしれない、と思っています。

いろいろ思うことは尽きないですし、食についてはわんこでも人間でもいろんな意見があると思いますが、できるだけ食べることも楽しんで毎日笑顔で過ごして欲しいなぁと思っています。

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