手作りごはんをしている飼い主さんなら、愛犬に危険な食材があることはご存じだと思います。ですが、“うっかり”与えてしまいがちなもの、意外と知られていないものもあります。この記事では、与えてはいけない危険食材を わかりやすくイラスト付きで一覧化 しました。保存版としてぜひブックマークしてお役立てください。
🧅 ネギ類(玉ねぎ・長ネギ・にんにく・ニラ など)
- 成分:アリルプロピルジスルフィド
- 症状:溶血性貧血、下痢、嘔吐

🍫 チョコレート(カカオ製品全般)
- 成分:テオブロミン
- 症状:けいれん、心臓への負担

🍇 ぶどう・レーズン
- 原因物質:不明(腎臓障害を引き起こす)
- 症状:急性腎不全

☕ カフェイン飲料(コーヒー・紅茶・緑茶・エナジードリンク)
- 成分:カフェイン
- 症状:興奮、不整脈、痙攣

🍶 アルコール類(みりん・酒・ワインなど調味料含む)
- 成分:エタノール
- 症状:呼吸抑制、低体温、意識障害

🥑 アボカド
- 成分:ペルシン
- 症状:嘔吐、下痢、呼吸困難(鳥・ウサギで重篤、犬も注意)

🥩加工食品(ハム・ソーセージなど)
- 成分:ナトリウム過多
- 症状:高ナトリウム血症、脱水

🥤 キシリトール入りガムやお菓子
- 成分:キシリトール
- 症状:低血糖、肝障害

よくある誤解・落とし穴
- 「加熱すれば大丈夫?」 → ✖️成分は加熱しても残る場合が多い
- 「少しなら平気?」 → ✖️体重や体質で危険度が変わるので絶対NG
- 「人用の調味料も要注意」 → ✖️味噌汁の具をあげるのも危険
与えてしまった時の対処法
- すぐに動物病院へ連絡
- 食べた食材・量・時間を記録
- 嘔吐させる/させないの判断は獣医師指示に従う
まとめ
犬に与えてはいけない食材は意外と多く、私たちの身近な食べ物も含まれています。手作りごはんをする場合は、必ず事前に食材の安全性を確認しましょう。これは大丈夫かな?と迷ったら、まず与えないほうが安全かもしれないです。次回は“安心して使える食材リスト”も紹介してみたいと思います!